大阪の吉田です。
毎日寒い日がつづいていますが、体調崩されていませんか?
インフルエンザが流行しているようで、全国の患者数が200万人を超えたそうです。
私の子供の学年も先週学年閉鎖になりました。
皆様、手洗い&うがい&マスクで予防しましょう!
まだまだ寒い日がつづきます。
今週後半また寒波がやってくるそうですので気をつけましょう!
さて、イタフラ車をメインに各種欧州車を取り扱っていますアルファステーションですが、
車の歴史についていろいろとブログに書いていこうかと考えております。
今回はイタリアのFIAT500(通称チンクェチェント)についてです。
まずブランド名のFIATですが、Fabbrica Italiana Automobili Torinoの各頭文字の略で、トリノのイタリア自動車製造所の意味を持っています。
イタリア北西部の工業都市に拠点を置くイタリアを代表する自動車メーカーです。
現在では、フィアット・ランチア・アルファロメオ・マセラティ・フェラーリ・アウトビアンキ・アバルトなどイタリアの自動車メーカーのほぼすべてを傘下に収めています。
さて、FIAT500についてですが、現在3代目が2007年から発売されていますが、長い歴史は1936年と80年前まで遡ります。
初代500は2人乗りの超小型車で1936年から1955年まで製造されました。
こちらの車両については、車両数が希少なため弊社での現在までの取り扱いはありません。
ローマの休日などの映画で使用された車両が有名です。
2代目 のFIAT500(通称チンクェチェント)は1957年から1977年まで製造されました。
この2代目は初代とは全く違ったコンセプトで制作された4人乗り、後部エンジン、後輪駆動のコンパクトカーです。
479ccの空冷直列2気筒のエンジンは改良されその後126やパンダなどに受け継がれた長寿エンジンです。
軽微な変更やアバルトによるチューニング等多種多様なバリエーションが存在します。
後期になるとエンジンが499.5ccから594ccのものへと変更されました。
第二次世界大戦後の復興の中で廉価な車が爆発的に売れ、名車として現在も愛好家がたくさんいらっしゃいます。
エンジンの始動方法等は独特で、センターコンソール後部にあるレバーを引いてセルを回してエンジンを掛けます。
私が最初に乗った時は、2~30分エンジンの掛け方がわからず右往左往していた事を思い出します。
このチンクェチェントも新しいオーナー様のもとで元気に活躍しています!
最後に現行の3代目FIAT500ですが、2007年から発売開始されました。
2代目FIAT500(NUOVA 500)発売50周年にちなんで新型500が発表されました。
3ドアのハッチバックで、ニュービートルやBMWミニのような丸みをもった、レトロ調のデザインが採用されました。
エンジンは、直列2気筒の900ccと直列4気筒の1200ccと1400CCの3タイプがあります。
駆動方式も現代的なFFの配置になりました。
女性にも人気の丸っこいデザインで冷え込んでいたイタリアの車業界の救世主になりました。
数々の限定車やアバルトやマセラッティそしてフェラーリともコラボして特別仕様車が販売されています。
特別仕様車は日本ではなかなか見ることができませんが・・・
大阪・東京に在庫がありますので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。
お電話いただければ、ご試乗いただけるよう準備してお待ちしております。
2008年式 FIAT500 1.4 ラウンジ