こんにちは。
ALFASTATION EASTのシラマです。
秋も足早といいますか、あっという間にすぎてこの頃は朝晩の寒さが身に染みる時期になりました。そんな11月ですが、クラブのツーリングがあるのでそれまでに車検をということで、おクルマをお持込いただきましたが・・・
その車が
こんなおクルマでした。おおよそ街を行く車との共通点はタイヤ4つとステアリングがついていることでしょうか・・・
お好きな方はお分かりでしょうが、ランチアストラトスのイギリスのCAE社製のレプリカモデルでございます。本や雑誌で見ることしかないだろうと思っていましたが、まさか対面する日がくるとは…ストラトスといえばアクセルを少し抜いただけで、オーバーステアに転じてボケッとしているとあっという間にスピンをする車というのを何かで呼んだのが蘇りました。CAEストラトスはオリジナルより改良を加えられてるのでピーキー差がオリジナルよりだいぶマイルドらしいのですが、元が元なので一般的な私のような者では手に負えないとしか思えません。オーナーさんいわく「乗りやすいですよ~」とのことでしたが。
完全なるクサビ型ですね。車検証の「箱型」はちがうだろ!と思います。後ろのローバーミニも単体でみれば全高は低いのですが、この並びだとそう感じません。
後ろは、ルーバーになっており隙間から後方が確認できます。「後ろなんか気にするな!前を向け」といった感じでしょうか?ラリーで勝つためだけに、開発生産し市販していたのは現代からすると考えれないですが羨ましい時代に感じます。
エンジンはオリジナルではディーノV6でしたが、こちらも名機アルファV6を搭載しています。ちなみに横置きレイアウトのエンジンとトランスミッションであればほぼ搭載できるそうです。
フロントも大きく開閉します。
今回は、ステアリングラックブーツが切れてしまっていたので径を計り交換いたしました。
見た目に圧倒されますが、整備性は良いそうです。さすがラリーマシンですね。
検査も無事に終わり、無事にオーナー様にお渡しできました。私も滅多にない体験ができました。
ご入庫ありがとうございました!
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