大阪の吉田です。
フェラーリ328GTSが入荷しました。
1987年(昭和62年)・3.5万Km・価格応談
新車並行・ ヨーロッパ仕様フルパワー
ショールームに展示しています。
屋内なので天井はずしてます。
フェラーリ豆知識
「フェラーリの跳ね馬」
フェラーリの跳ね馬の由来って知ってます?
私はお恥ずかしい話・・・・・・・知りませんでした。
なるほどって思いましたので、豆知識としてまとめました。
ご興味ありましたら読んでください。
ご感想いただけたら嬉しいです。
フェラーリの車には前脚を上げた跳ね馬のエンブレムがついてます。
馬のエンブレムが付いた車を考えると、他にフォード マスタングやポルシェなどを思い浮かべます。他にもあるかな・・・・?
マスタングの馬は疾走する馬です。
mustangとは北米の野生の馬という意味です。
また、1960年代にフォードはフェラーリを買収しようとしていたそうです。
そのなごり?
ポルシェの馬はフェラーリと同じ跳ね馬です。
フェラーリとポルシェのエンブレムは同じ「馬」がシンボルになっています。
イタリアとドイツでなぜ?
ポルシェのエンブレムには「STUTTGART」の文字が入ってますよね?
ここにルーツがあるようです。
ポルシェの本拠地ドイツのシュトゥットガルト市の紋章が由来となっています。
シュトゥットガルト市の紋章を見るとそっくりですね~
ポルシェのエンブレムは市の紋章とその所在する州の紋章を組み合わせて作られました。
つまりポルシェのエンブレムは車が生産される土地(州・市)に由来します。
理由が分かれば、わかりやすいですね~
しかし、ますますイタリアのフェラーリとドイツのポルシェの共通点がわかりませんね?
実はフェラーリの創業者エンツォ・フェラーリがレーシングドライバーだったのはご存知ですか?
アルファロメオのテストドライバーからレーシングドライバーになったそうですが、1921年イタリアの古都ラヴェンナで行われたレースで優勝した時に、その勝利に感動したバッカラ伯爵夫妻から授けられたのが「跳ね馬の紋章」でした。
伯爵の息子である、第一次世界大戦の国民的英雄「撃墜王」フランチェスコ・バッカラが愛機につけていた跳ね馬の紋章をレーシングマシンに付ければ、幸運が訪れると言われ、快く受け取りました。
当時敵国ドイツの戦闘機を何十機も撃墜したイタリア軍のエースパイロットから引き継いだエンブレムでした。
イタリアでは、その勢いよく飛び跳ねる黒馬は、勇ましさを象徴する紋章となっていました。
フランチェスコが撃墜したドイツの戦闘機についていた紋章を戦利品として愛機につけたのが始まりで、その撃墜されたパイロットの出身地がシュトゥットガルト市でした。
つまり、フェラーリのエンブレムの一部は、シュトゥットガルト市の紋章でした!
ドイツとイタリア、ポルシェとフェラーリこの2国&2メーカーに縁を感じますね~
ちなみにフェラーリのエンブレムを良く見てみると、跳ね馬の背景は輝く黄色で、違いは分かりにくいのですが、シュトゥットガルト市の紋章より明るい色をしています。
この黄色はフェラーリ発祥の地であるイタリア・モデナ市の色です。
そして、エンブレムの上部には皆さんご存知のイタリア国旗の緑・白・赤があしらわれています。
フェラーリのエンブレムはエンツォ・フェラーリ自身のルーツと跳ね馬を重ねてデザインされたものでした。
へぇ~と私は思いましたが、みなさんはいかがでしたか?
時間を見つけて「豆知識シリーズ」やってみようと思います。